【感想】 けものみち 1 感想 (2019.6.3更新)



こんにちは。今回は「このすば」「戦闘員、派遣します!」でお馴染みの暁なつめ先生原作で、「バカテス」のコミックでおなじみのまったくモー助先生、夢唄先生による作画のコミック、 「けものみち」 について書いていきます。

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Overview of Kemonomichi : 概要

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タイトルけものみち 1
原作暁なつめ
漫画まったくモー助、夢唄
出版社角川コミックス・エース
話数4話 + 小説1話
連載月刊少年エース

「けものみち」は月刊少年エースで連載している作品で、原作は「この素晴らしい世界に祝福を!」の暁なつめ先生が担当しています。そのため、本の帯にも「この素晴らしい世界に祝福を!」のアクアが登場しています。

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(それにしても右上の売り方はひどい…笑)
ジャンルは暁なつめ先生の得意な「異世界モノ」。今作ではどんなギャグが展開されていくのか非常に楽しみです。

Introduction : あらすじ

異世界ペットショップライフ始まります

異常なほどにケモノ好きの青年・柴田源蔵は異色のプロレスラー「ケモナーマスク」として活躍していたが、大事な一戦を前にした控え室で突如、異世界に召喚されてしまう。召喚した姫は王国に仇なす魔獣を退治してほしい、と源蔵に頼むのだが、「ケモノを倒すだと?そんな事は断じて許さん!」……姫に必殺のジャーマンスープレックスをキメた源蔵は一転、追われる身となってしまうのだが!?
(本体裏表紙より引用)

というわけで異世界転移したプロレスラーの柴田源蔵が織りなす異世界ペットショップライフという物語となっています。暁なつめ先生が繰り出す個性的なキャラクターに注目です!

Characters : 登場人物

柴田源蔵

通称「げんぞう」。またの名をケモナーマスク。日本武道館での試合前に突如異世界に召喚される。重度のケモナーで、異世界で長年の夢であったペットショップを開くことに。
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ひろゆき

源蔵と一緒に異世界に召喚された由緒正しき雑種犬。異世界には1匹しか存在しないため、10億もの値がついている。
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シグレ

源蔵とともにペットショップを切り盛りする狼の獣人。しっかり者でいつも源蔵にツッコミを入れているが、ときにお金に目がくらむことも。源蔵を「ご主人様」と呼ぶ。
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花子

本名は「ファフニール・ギルドメラグ・リンダブレア」。自称ドラゴンハーフ。戦闘能力は非常に高い。大飯食らいでお店の経営を圧迫している。源蔵のペットショップの理念に感銘を受ける。
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カーミラ

花子の従者である自称人族。どう見てもヴァンパイア。見た目だけは美しい淑女。だが源蔵はケモナーである。
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以上がけものみちの主要登場人物です。他にも源蔵を召喚した王国の姫や謎のアリ人間などがいます。

以下ネタバレ注意

Story : ストーリー

1話

日本から異世界に召喚されたプロレスラー、ケモナーマスクの柴田源蔵は異世界で長年の夢であったペットショップを開くことに成功する。ある日、新聞に書かれていたグリフォンに興味を持った源蔵はグリフォンの子供を捕獲することに決める。グリフォンは思わぬ強敵で源蔵たちはボロボロになるもグリフォンの子供「響子」を捕獲することに成功する。そして愛情を注いで育てた結果、貴族から購入の問い合わせがあるが、果たして……。

2話

源蔵のあまりにも濃い動物愛によってペットは売れず、お店の経営はピンチに。ついに出店の際にお金を用立てしてくれた銀行から支払いの催促が来る。シグレは今月分が払えなければ自分の身体で払うと言い始める。シグレに無理をさせられないと源蔵たちはお金稼ぎに奔走する。が、稼いだお金も結局は競馬に使ってしまい、全くお金稼ぎにならず。ついにシグレが身体で払うことに……。

3話

異世界召喚された際に王国の姫にジャーマンスープレックスをかけた源蔵は王国から追われる身に。そんな中、売られようとするシグレを発見する。ついに召喚されてからペットショップを開くまでの源蔵の様子が明らかに。

4話

ペットショップを開いて間もない源蔵の前にドラゴンハーフを自称する少女が現れる。同じ頃、近所に不審者が出るという話を聞いたシグレは警備のバイトをしていた。源蔵はドラゴンハーフの少女が不審者であると確信し、少女がなにかの事件に巻き込まれていることも考え、正装に着替えて少女を探すことにする。

小説「正しいニートの使い方」

源蔵のもとに転がり込んできている居候のカーミラ。あまりにも働かないため、源蔵はとある仕事をカーミラに指示する。

Impression : 感想

「異世界ペットショップライフ」となんだか難しそうな作品だと読む前は考えていたのですが、実際に読んでみると個性豊かなキャラクターと源蔵の明るさや動物たちのほのぼのした様子で気軽に読んで笑えるようなそんな作品であるなと感じました。
源蔵の強烈なキャラクターもさることながら、ツッコミ役を果たしつつお金にがめついところ見せるシグレ、どう見てもドラゴンなのになぜかハーフを自称する大飯食らいの花子、ヴァンパイアであることを隠す頭の弱いカーミラ、謎のアリ人間など癖の強いキャラクターが物語を盛り上げています。特に源蔵の周りは美少女ばかりなので羨ましい限りです。
暁なつめ先生は他にもこのすばや戦闘員、派遣します!など異世界モノを執筆していますが、まだまだテイストの違ったものをかけるのだなと驚きました。
1巻ではグリフォンの子供の捕獲からお客との取引、登場人物との出会いや過去の回想が主だった内容でした、これからどのように物語が進んでいくのか楽しみです。まだ源蔵には王国という問題もありますしね笑。

以上です。お読みいただきありがとうございました。またよろしくお願いします。

次回

【感想】 けものみち 2 感想 | じゃっくそん's Place

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