【感想】 Re:ゼロから始める異世界生活 22


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こんにちは。今回は2020.03.25に発売となった「Re:ゼロから始める異世界生活 22」について書いていきます。

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Overview : 概要

タイトルRe:ゼロから始める異世界 22
著者長月達平
イラスト大塚真一郎
出版社MF文庫J
出版日2020.03.25
ページ数328

リゼロ22巻、328ページのボリュームで6章を突き進んでいきます。本編とは少し離れますが、アニメの2期が新型コロナウィルスによって延期となってしまいました……。残念ですが、書籍の方はコンスタントに出版されているのでそちらを読んで我慢して待ちましょう!

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前回はこちら

店舗特典小説

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メロンブックス「ベアトリスのみんな困ったもんかしら! なのよ!」
ゲーマーズ「水門都市残留組、プリステラ復興日誌/3冊目」
とらのあな「ユリウス・ユークリウスの有言実行備忘録 Ⅲ」

あらすじ

全知と呼ばれる『賢者』の知恵を求め、前人未到のアウグリア砂丘へ挑んだナツキ・スバル一行。数々の苦難を仲間との協力と、幾度もの『死』によって乗り越えた先、スバルたちを迎えたのは伝承とあまりに違う『賢者』の歓待だった。

スバルを師と呼び慕う『賢者』シャウラは、戸惑う一行へと無邪気に語り始める。それは、求めた全知を得るために課せられる『賢者』との知恵比べ。大図書館プレイアデスの『試験』へ挑む案内状――。
「何日、何年、何百年でも――ここで、あーしと一緒に楽しくやっていったらいいッスよ!」
大人気Web小説、虚飾と栄光の第二十二幕。――砕け散るは、騎士の矜持か、友愛か。
(本体裏表紙より引用)

前回の21巻は監視塔に到達し、危ない服装をしたシャウラが登場したところで終幕でした。賢者「シャウラ」はどのような人物なのでしょうか?

ストーリー

第一章「大図書館プレイアデス」

プレイアデス監視塔の内部へ入ることができたスバルたち。「賢者」シャウラはスバルを”お師さま”と慕うが、スバルには覚えがない。そもそもそのシャウラも半裸の美女であり、本物の賢者は「フリューゲル」とシャウラは言う。そして監視塔の本当の名前は「大図書館プレイアデス」であり、本を通じて知識を得ることが出来るようだ。そして書庫に入るためには試験を受ける必要がある。スバルたちは試験に挑むことに。

第二章「白い星空のアステリズム」

第4層から第3層に上がるための試験に挑むスバル。試験はスバルの元いた世界の星座、つまりアステリズムの知識がなければ解けない問題であった。試験を無事クリアして第3層の書庫に入るとそこには膨大な本が存在するのであった。

第三章「タイゲタの書庫」

第三層・タイゲタの書庫にあったのは死者の名前を冠した本であった。スバルは傲慢の魔女、ユリウスは元将軍の本を開くとその人物の人生を追体験できるようだ。第3層の書庫の概要がわかったところで次の第2層への階段を探すことに。

第四章「棒振り」

第2層への階段を発見し、試験の間まで到着するスバルたち。そこで待っていたのは「棒振り」と名乗る男であった。男を試験官だと判断したスバルたちは戦いを挑むも男の圧倒的な強さに屈し、ユリウスとアナスタシアが意識を失ってしまう。エミリアは男の出した試験をなんとかクリアするも、全員が試験をクリアしなければならないという条件のため一時第4層へ退却する。

第五章「ユリウス・ユークリウス」

「棒振り」から一度撤退したスバルたちは負傷者を緑部屋に寝かせ、男が何者であったかを調べる。シャウラが気がついたところで「棒振り」なる男が3大英雄の1人、レイド・アストレアであることを知る。そしてレイドに破れたユリウスは騎士の矜持を胸に単身レイドに立ち向かう。

第六章「塔共同生活のすゝめ」

スバルは夜に塔内を飛ぶ鳥を発見する。その鳥は塔の見えない壁をすり抜け、バルコニーへと向かっていた。そこでアナスタシアに憑依する襟ドナとスバルは会話する。

第七章「■■■・■■■」

ユリウスにアナスタシアとの密会を目撃されたスバル。襟ドナのことを隠しきれなくなり、ユリウスに全てを話す。ユリウスは0度によって折られた騎士としての誇りと主の異変に気づけなかった責任に深く傷ついてしまう。

幕間「――古い記憶」

とある女のお話。

感想

22巻は割と穏やか(?)な巻でしたね。とにかくユリウスがいじめられていた印象…。そして地味にプレイアデス監視塔と待望のレイド・アストレアのイラストが初登場です。ラインハルトを見ている読者からするとレイドがあんなにぶっきらぼうな感じなのは衝撃ですね。実力的にレイドを相手にするのはラインハルトを相手にしているようなものなので正攻法だと無理ゲー感が強いですね。ただ、IFストーリーでは意外とラインハルトをやり込めたりしているので、正攻法でなければ突破できるのでは無いかと思います。そしてシャウラのイラスト多めでした。個人的にはもう少し幼い人物を想像していたのでまだ慣れていません(笑)。服の色がスバルと似ているのが気になるところです。服はフリューゲルの好みに合わせているのでしょうか?フリューゲルは今の所謎ですが、スバルに近い人物であることは濃厚です。もしかしたら未来のスバルだとか?謎の多いリゼロですが、22巻は更に謎が深まった気がします。そして文字が小さくなりがちなあとがきですが今回は普通サイズでしたね!
次の巻かその次あたりでWeb版に追いつきそうな気がします。新しい物語が読めるのは非常に楽しみです。
アニメ2期は7月に延期になってしまいました。しかし、その分クオリティが向上すると信じて楽しみに待ちたいと思います。次の23巻は6月発売予定です。塔攻略はどのように進んでいくのか、ユリウスは立ち直る事ができるのか非常に楽しみですね!

以上です。お読みいただきありがとうございます。またよろしくお願いします。

Re:ゼロから始める異世界生活22 (MF文庫J)

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