【感想】 Re:ゼロから始める異世界生活 20 感想



こんにちは。今回はついに20巻という大台に乗った「Re:ゼロから始める異世界生活 20」について書いていきます。

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Overview : 概要

タイトルRe:ゼロから始める異世界生活 20
著者長月達平
イラスト大塚真一郎
出版社MF文庫J
ページ数328

リゼロもついに20巻の大台に到達しました!そして第5章もついに大詰め。19巻ではスバルとエミリア、ラインハルトが魔女教大罪司教憤怒担当、レグルス・コルニアスを倒しました。これでスッキリ終わると思いきや、まだまだ他の戦闘が残っています。

19巻はこちら

【感想】 Re:ゼロから始める異世界生活 19 感想 | じゃっくそん's Place

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Short Story : 店舗特典小説

とらのあな「ヨシュア・ユークリウスの油断大敵慎重四百科」
ゲーマーズ「オットー・スーウェンの内政奮闘記4行目」
メロンブックス「ペトラのエミリア陣営奮闘記/Page5」

今回は19巻の特典の続きが読めます。今回のおすすめはゲーマーズの特典ですね!これは20巻の本編終了後のお話で6章にも続いていくオットーたちのお話なのでこちらをおすすめします。

Introduction : あらすじ

『強欲』と『憤怒』の大罪司教が陥落し、なおも戦いの続く水門都市。冴えた銀の月に見守られながら、各地の仲間たちの奮戦が火花を散らす―!『暴食』たちの尽きぬ食欲が、『色欲』の満たせぬ情欲が、『八つ腕』の滅びぬ闘争心が、そして『剣聖』の終わらぬ宿業が都市の安寧を脅かし、一つ、また一つと苦境へ陥っていく王選陣営。敗色濃厚の戦況を変えるのは、かつての誓いと友との約束。そして、赤く燃ゆる炎の如き『剣聖』で―。『実は一目惚れだったんですなんて知ったら、あなたはどのぐらい驚いてくれましたか?』大人気Web小説、終結と開幕の第二十幕。―願わくば、貴方にせめてもの安らぎを。
(本体裏表紙より引用)

Story

プロローグ

プリシラとシリウス、スバルとレグルスの戦いが終わった一方でガーフィールとクルガン、ヴィルヘルムとテレシア、ユリウス、リカードとロイ・アルファルドの戦いは未だ続いていた。ユリウスはアルファルドが兄様と自分のことを呼ぶのに戸惑いつつも戦いを続ける。

第一章「醜悪なる晩餐会」

暴食の大罪司教の1人、ライ・バテンカイトスと対峙するオットーとフェルト、ガストン、ダイナスたち。強大な敵を前にフェルト陣営の秘策であるミーティアをフェルトが確保しに行く間の時間稼ぎをすることに。時間稼ぎをする中で暴食の権能である「名前」を奪う行為を目の当たりにするオットーたち。ベアトリスの参戦もあり、なんとか時間を稼ぐ。戻ってきたフェルトの名前を奪おうとするバテンカイトスであったがフェルトの名前を奪うことに失敗する。その隙を逃さずフェルトのミーティアを発動させ、バテンカイトスを倒したと思われたが、入れ替わりで3人目の暴食の大罪司教ルイ・アルネブが現れる。満身創痍のオットーたちは立ち去るルイを見逃すことしかできなかった。

第二章「領域の被害者」

色欲の大罪司教カペラと相対するアル。カペラは姿形を変えてアルを挑発するもアルはそれには乗らず逆にカペラを挑発する。カペラの攻撃を何やら何度も繰り返しているような口調で避け続けるアルは秘策を用意する。それは地下空間の崩壊によってカペラを押し潰すことであった。崩壊する中、アルは地下水路で脱出することに成功するが、カペラはネズミの姿で脱出し、脱出した先で合流していたアナスタシアやフェリスの前に姿を現す。カペラはプリステラに跋扈している亜獣を呼び寄せて福音書の通りに街を後にしていった。

第三章「戦士の称賛」

八腕のクルガンと戦うガーフィールはなんとかクルガンに食らいつき、クルガンに戦士であることを認めさせる。その戦いの最中水路を経て戦いの場はとある避難所へ移行する。スバルの演説に当てられた避難所の人々は逃げもせず、「ゴージャス・タイガー」ガーフィール・テンゼルを見守る。ガーフィールは満身創痍になりながらもクルガンの首に食らいつくことに成功し、負けを認めたクルガンはガーフィールに「見事」と言い残し灰へと変わっていく。なんとか勝利したガーフィールはミーティアを使って仲間と連絡を取ろうとする。
場面は変わって亜獣から逃げていたアルとアナスタシア、フェリスはプリシラに助けられる。

第四章「剣鬼恋歌――断章」

死者として蘇ったテレシアと激しい戦闘を行うヴィルヘルムは、渾身の一撃を持って戦いを終わらせようとする。この一撃が通れば戦いが終わるというところで、2人の息子であるハインケル・アストレアが現れる。思わぬ乱入者の登場に油断したヴィルヘルムはテレシアに致命傷を与えられて戦うことができなくなってしまう。テレシアは戦闘不可能になったヴィルヘルムを無視してハインケルに詰め寄る。詰め寄られたハインケルは何もできずにいるがそこに、当代の剣聖であるラインハルトが現れてテレシアと剣を交える。

第五章「テレシア・ヴァン・アストレア」

時はさかのぼり、若き日のテレシアとヴィルヘルムの物語がテレシア視点で描かれる。
ラインハルトは圧倒的な剣聖の力でテレシアに勝利する。テレシアはヴィルヘルムと言葉を交わしの腕で灰となる。
戦いには勝利した。しかし、3代居合わせたアストレア家の面々に大きな傷跡を残すのであった。

第六章「プリステラ攻防戦リザルト」

プリステラにキリタカの勝利を示す放送が響き渡る。他の場所の戦闘も終わったことを都市庁舎に戻って確かめるスバル。全員が無事であることに安堵するスバル。そこで捕らえられたという大罪司教のシリウスの監視所に行く。不快な思いをしながらも暴食の大罪司教の情報を得たスバル。避難所に向かっていると何やらおかしな様子のユリウスを見つけたスバル。エミリアとベアトリスにユリウスのことを聞くもユリウスのことを覚えていないのであった。

第七章「水面に波紋を残して」

ユリウスは暴食との戦闘で「名前」を失い、スバル以外の人間から忘れ去られてしまった。そして彼の弟であるヨシュアも「名前」を失い意識がない状態になってしまった。プリステラの戦いでは「名無し」が多く出た中で、アナスタシアの中身が彼女の連れている人工精霊「エキドナ」に変わってしまう。エキドナの名前を聞き嫌悪感を示すスバルであったが、魔女とは別物の人工精霊であり、今までも中身の入れ替わりはしていたが今回は戻れなくなってしまったようだ。
アナスタシアの中のエキドナの提案によって、クルシュや名無しの人々、カペラによって姿を変えられた人々やアナスタシアをもとに戻すべく、スバルは賢者シャウラがいるというプレアデス監視塔を目指すことに。

Impressions : 感想

ついに5章完!戦いの連続であった5章でしたがなんとか全員生き残って終わることができました。ただ、ユリウスまでもがレムと同じように名前を暴食に奪われてしまったのは驚きました。しかもスバルにはその権能の効果がないところが謎を呼びますね。
アストレア家がテレシアの死によってバラバラになってしまったのは悲しいところですね。問題が根深いので今後解決することがあるのかも気になるところです。
地味になろうでの連載に追いつきつつある書籍版。今一番気になっている6章が読めるとなると非常に楽しみです。
21巻は2019年の9月に発売のようです。楽しみですね!
以上です。ご覧いただきありがとうございます。またよろしくお願いします。

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21巻はこちら

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2019.08.13 03:00  2020.04.18 04:04